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2004年08月09日

こんなことがあったそうです

イヤ~、娘がいないと全然書くネタがありませんナ。ハハハ。そんなときはちょっと昔話を。まだ娘のshuuが開排制限の治療のためにリーメンビューゲルを付けていた頃のお話です。奥さんが娘のshuuベビーカーに乗せて図書館の行ったときのこと。その図書館で5歳くらいの男の子が『かわいいね~』などと奥さんに言いながら、ベビーカーのshuuを見ていたそうです。当然男の子はshuuのリーメンビューゲルについて奥さんに尋ねます。『コレなあに?』と。

ま、そりゃ普通聞きますよね。リーメンビューゲルなんてなかなかしてる子いませんから。で、奥さんは男の子に『この子は脚が悪いから、このベルトで治してるの』と答えたそうです。と、そこで男の子のお母さん登場。そのお母さんは近寄りもせずにこう叫んだそうです。『○○(男の子の名前)!!何やってるの!!コッチ来なさい!!!』と。

文字だけだと伝わらないかもしれませんが、奥さんが言うにはそのお母さんから『そんなのと関わると面倒なことになるから近寄るんじゃない!!』的なオーラが出ていたそうです。実際、そのお母さんはウチの奥さんと目も合わせずに行ってしまったということです。

私は直接現場にいたわけではないので、百歩譲ってこう考えてみました。男の子がウチの奥さんを傷つけるようなことを言うのではないだろうか、とそのお母さんは考えたのかな?と。もしかしたら本当にそうかもしれません。

それはともかくウチの奥さんとしては、あんな態度されるよりいろいろ聞いてもらったほうがよい、とのこと。例えばshuuがしているベルトは何なのか、どうしてそうなったのか、などなど。それから新聞に載っていた体に障害のある人も全く同じことを言っていた、とも言ってました。

あのお母さんがどういう気持ちで『コッチ来なさい!!』と叫んだのかは今となっては分かりません。でもはたしてあの男の子はどう思ったのかな?と考えます。私が一番心配なのは、あの男の子が『普通じゃない人間には近寄るべきじゃない』という考えを持つかもしれないことです。

リーメンビューゲルを付けたshuuをベビーカーの乗せて歩いていると、ジロジロ見られるワリに話しかけられることは全くありませんでした。もちろんみんな悪意はないんでしょうが、正直私はツラかったんですヨ。その視線が。ハハハ。

shuuにはこういうことも含めて開排制限の治療の話をしてやろうと思ってます。もちろんあのときの気持ちを自分でも忘れないようにするつもりです。体に障害のある人たちが、私たちのような思いをしないように。

2004年08月09日 21:19|SAITO, Kazuo

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