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2004年08月15日

ブックオフ三昧

せっかくココまで来たのにスゴスゴと帰るのもアレなので、ブックオフまで足をのばすことにしました。娘のshuuが生まれる前はブックオフで何冊もまとめ買いして、寝る前に布団に入ってに読書をするのが日課でした。今は隣で寝てるshuuを起こしたくないので、布団に入るとすぐに寝てしまいます。というわけでブックオフで本を買うのも久しぶり。

で、今日の成果。

2004年度版 このミステリーがすごい! 別冊宝島編集部編
最近の私はだいたいコレを参考にして本を読んでます。基本的にはミステリーが好きですね。その中でも『新本格派』や『ノワール(暗黒小説)』の類が特に好みです。どちらも『このミス』ランキングの上位には顔を出さないジャンルですが(笑)

ちなみに私は出たばかりの本を買うことはまずありません。単純に値段が高いから。作家泣かせですネ(笑) もちろん、雑誌や技術書なんかは普通に新品で買いますが。基本的には過去の『このミス』をチェックしたり、お気に入りの作家の作品を古本屋で探して、できるだけ安い値段で買うようにしてます。

『永遠の仔 上・下巻』 天童荒太
上の『このミス』2000年度の一位にランキングされた作品です。たぶん部数もかなりイッてるハズです。最近の天童荒太は『家族狩り』シリーズが売れているようですね。私がコレを読めるのは何年先でしょうか(笑)

上・下巻ともに100円でしたが、それぞれ別のブックオフで見つけました。最初のブックオフで上巻を、3番目に行ったブックオフで下巻を。執念です(笑)

『ろくでなし 上・下巻』 新堂冬樹
新堂冬樹は上で書いた『ノワール系』に分類される作家です。ノワール系というのは、『このミス』的にいうと、『悪を悪とも思わぬ人物が非人間的な犯行を重ねる小説』ということらしいです。新堂の他にノワール系では馳星洲が好きだったりします。コレも2冊とも100円でした。

『R.P.G.』 宮部みゆき
みゆきタンが好きだからって乙女ティックとか言わないように(笑) 初期の『火車』は名作社会派小説でした。それ以外も面白かったけど、ちょっとファンタジーチックな感じがしますね。超能力とか、奇跡とか…。でも好きな作家の一人です。子どもにも安心して薦められる作家ですね。

宮部作品はブックオフに行くと必ずチェックして、まだ読んでいないものがあれば迷わず買っています。迷わずっていっても100円コーナーからしか探さないんですが(笑) その他の作家も基本的にはブックオフの100円コーナーでしか選びません。とにかく安く買うことを心がけています。

『ぼっけえ、きょうてえ』 岩井志麻子
コレも『このミス』で知った作品です。作品名の『ぼっけえ、きょうてえ』とは岡山地方の『とても、怖い』の意だそうです。実はさっき読んじゃいました。短編なので30分ほどでしたが、なかなかイイ感じです。『ぼっけえ、きょうてえ』は全篇岡山地方の方言で書かれていて、それがまた迫力を出しています。『ぼっけえ、きょうてえ』以外に3つの作品が収録されていますが、たぶん今夜中に読むと思います。

岩井志麻子はたま~にテレビに出ているのを見ますが、作風通りの感じの人という印象を受けました。なんかオドロオドロしいというか…。でも意外とサービス精神もあるようです。サービス精神がなければテレビになんて出られないでしょうが。

今日は3軒のブックオフを回って、7冊の収穫でした。『このミス』と『ぼっけえ、きょうてえ』以外は全て100円でした。特に『永遠の仔』はどちらもハードカバーなので、すごくお買い得でした。まあ本屋にしてみればハードカバーはかさばるから、サッサとさばいてしまいたいんでしょう。

実は何年か前までは文庫本メインで買ってました。でも本棚に入れたときにカッコイイのはやっぱりハードカバーですね。なので最近はハードカバーメインで選んでます。寝転んで読むのには文庫や新書のほうが適してますが。

そんなことで一日タップリブックオフを満喫して、アパートに戻ったのは結局午後3時でした。まあたまにはこんな休日もイイかな?明日はお盆休み最終日です。また気合入れて遊びます。

2004年08月15日 21:35|SAITO, Kazuo

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この日記へのツッコミ

火車は本当にいい本ですね。僕はこの本が宮部みゆきの読みはじめで、その後も結構読んでいますが、火車が一番インパクトがありました。Honeyも彼女の本が大好きです。ぱんぷくりんは、正直言ってなんだこりゃと思いましたが。
新本格は僕は綾辻行人が好きでした。長い間ミステリは読まなかったのですが、学生のころ十角館の殺人を読み、ミステリって面白いんだなあとすごく衝撃を受けたのを覚えています。

From:yhiroaki (2004年08月16日 22:31)

ども、YSJッス。

>yhiroakiさん
綾辻行人と聞いちゃ黙ってられねぇ!!
…いや、実際はそんなに読んでませんがw

綾辻作品なら『殺人鬼』『殺人鬼II』が何故かお気に入り。
どっちも内容的にもトリック的にもお勧めできないんですけどね。
一応『十角館』『水車館』『迷路館』『人形館』も読み終えてはいますが。
館シリーズだったら人形館がお勧め!
何故って?
唯一読了前にトリックがわかった作品だからですよw

>kazuoちゃん
さて、そんな俺ですので我孫子武丸なんかも読んでます。
我孫子作品でしたら絶対『殺戮にいたる病(講談社文庫)』がお勧め。
コレの叙述トリックにはもうヤラレタッ!!感たっぷりです。
ブックオフでもあまり見かけませんが、100円コーナーで見かけたら即ゲットをお勧めしときます。
ちなみに内容は相当ヤバめです。
お肉食べられなくなります。
奥さんに見つかったら離婚の二文字が脳裏をよぎるかもしれませんw

ではでは。

From:YSJ (2004年08月16日 23:37)

> yhiroakiさん

偶然ですが、私も『火車』から宮部を読み始めました。
あのこれから!っていうところで終わるラストもいいですよね。
それから『レベル7』、『龍は眠る』と読み進みましたが、今でも『火車』が心に残っています。
ああ、超能力モノでも『クロスファイア』上巻のなんともいえない清々しさは好きです。

綾辻の館シリーズもほとんど読みました。
新本格のジャンルは、一時期に比べると少し落ち着いちゃいましたかね?
それから有栖川有栖も好きです。
なんだかんだいって、乙女チックです(笑)


> YSJ

YSJも本読むんだねえ、意外だ。ああ、私に言われたかないか。
そういえば自分でもライトノベル書いたりするんだっけ?
私は読む専門ですが。

『殺人鬼』のIは読んだけど、IIは途中で断念しました。
さすがにアレはクるね。いくら活字だからって、乙女な私にはキツかった(笑)

我孫子武丸だと、操り人形シリーズが好きだったかな?
どっちかっていうと、ホノボノ系が好みかも。
『殺戮にいたる病』も一応持ってますが、まだ読んでなかったかな?
なんだか記憶にない(笑)
もちろんブックオフの100円コーナーで見つけました。
幸いなことに奥さんは残酷系でも平気な方なので、離婚の心配はいらなそうです。
でもまあ、子どもにはああいうの見せたくないね。

最近流行りのノワール系もよく読みますが、夜に読むとしばらく眠れなくなります。
自分ではたいしたことない、って思ってても、やっぱり神経がささくれるのかな?
活字だけであれだけのことができるなんて、作家の表現力ってホントスゴイと思います。

From:kazuo (2004年08月17日 06:55)

みなさん綾辻行人を読まれているのですね。一時こそ、それこそ「このミス」を始め各方面で取り上げられましたが、その後はあまり活躍していないと思うのですが、印象に残る作家なのかもしれませんね。
綾辻行人はペンネームがいいなあと思います。ミステリという素材そのものと、作家として不安な道のりを踏み出した自分自身も投影しているんだろうなあと思うのです。
トリック自体よりもシチュエーションが醸し出す雰囲気を大切にするというか、自分が好きなシチュエーションを表現したい、というタイプの作家ですよね。
殺人鬼は未読です。恐いの恐い(苦笑)。江戸川乱歩のようなイッちゃってる世界観か、宮部みゆきのようなエピソードを積み上げたドラマ重視か、「テロリストのパラソル」や「私が殺した少女」のような地味な主人公の渋めの冒険ものが僕は好きです。
新本格と言うべきかどうかはわかりませんが、島田荘司の占星術殺人事件は純粋にトリックに驚嘆しました。そう言えば十角館を読んで、次に占星術を読んだのでした。懐かしいなあ。
なんだか書き出すとキリないですね。

From:yhiroaki (2004年08月17日 21:44)

オオ!!『綾辻行人』ってペンネームだったのですね!!と今さらながら気付いてみました(笑)
ウン、確かに専業小説家(そんな言葉あるんだろうか?)としての一歩を踏み出すのは、相当な不安があるでしょうね。
それこそ宮部みゆきレベルになってしまえば、不安なんてないのかもしれませんが。
そういえば、某作家が印税目当てで宮部みゆきと結婚したいと言ってたのをどこかで読んで笑いました。
同業者だけに宮部がどれぐらい稼いでるのかが分かるんでしょうねエ。

最近の新本格派は綾辻をはじめとして、ちょっと目立たなくなってきてますね。
トリックを考えなきゃいけなかったりとか、あのジャンルゆえの苦しみがいろいろとあるのかもしれません。
それでも多少使い古されたトリックでもいいから、どうにか新作を読みたいモンです。

乱歩は私も昔異常にハマりました。長編もいいですが、短編にも名作が多いですよね。
例えば…例えばなんだろう?もう忘れてるナ(^^;
あの独特の怪しい世界観は引き込まれるものがあります。

From:kazuo (2004年08月18日 08:47)

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